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値がさハイテク株中心にさえず、平均株価は27円安と小幅続落=東京株式市場・5日後場

 5日後場の東京株式市場では、買い一巡後に停滞商状。「銀行、コア銘柄にアジアマネー、小型株には欧州マネーが流入」(米系証券)、「海外経由で小型株中心に積極的な買い」(欧州系証券)などが指摘され、平均株価は午後2時7分に1万7144円35銭(前日比51円86銭高)まで浮上した。その後は、週末要因に3連休、9月米雇用統計発表を控え、再び手じまい売りに傾き、小幅安に転じた。中で値がさハイテク株中心にさえず、現物株指数の足を引っ張った。

 市場では、「先物売りに押された面はあるが、3連休、米雇用統計を前に比較的しっかりだ。銀行株が値を保つなど下げ過ぎの修正相場は週明け以降も続くのではないか」(準大手証券)、「後場寄りにTOPIX型で大口クロスが入り、機関投資家のリバランス(資産配分調整)的な動きがあった。一方、ハイテク系の225型は弱い。指数間に歪みが生じており、先行きの見極めが必要だ」(中堅証券)との声が聞かれた。

 平均株価は前日比27円45銭安の1万7065円4銭と小幅続落した。東証1部の騰落銘柄数は値上がり810、値下がり779。出来高は16億4519万株。売買代金は2兆3491億円。東京外国為替市場では、1ドル=116円台半ば(前日終値は116円54銭)で取引されている。

 フィラデルフィア半導体株指数(SOX)安を受け、東エレク<8035.T>、アドバンテス、エルピーダ、SUMCOなどの半導体関連株に売りが継続した。TDK<6762.T>、松電産、京セラ、キヤノン、シャープ、ニコンなどの値がさハイテク株もさえない。今3月期連結で一転純利益32%減益見通しのカシオ<6952.T>は前場ストップ安後に同値比例配分となり、値下がり率トップ。富士フイルム<4901.T>、信越化、日立化、トクヤマ、日東電などエレクトロニクス系化学株も軟調。JR東海<9022.T>、JR東日本、JR西日本、東急、京成などの電鉄株や、三菱倉、住友倉、宇徳運、近鉄エクス、郵船航空などの倉庫・運輸関連株も安い。個別では、JPモルガン証が投資判断「ニュートラル」、目標株価700円に引き下げのバンド化や、丸大食、三井鉱山、マツモトキヨシなどが軟調。

 半面、アイフル<8515.T>がストップ高に値上がり率トップとなり、イオンクレ<8570.T>もストップ高。今3月期連結で最終黒字拡大見通しと報じられたプロミス<8574.T>や、アコム、オリックス、SFCG、三菱Uリースなどノンバンク株が幅広く買われた。三菱UFJ<8306.T>、三井住友、みずほ、りそなHDなど大手銀行株や、T&DHD<8795.T>、ミレアHD、三住海上など保険株の一角もしっかり。NY原油先物高を受け、国際帝石<1605.T>、AOCHD、新日鉱HD、出光興産などの石油関連株も堅調。個別では、9月中間期単独で一転経常増益見通しと報じられた一休<2450.T>が一時ストップ高。9月の携帯電話契約純増数で5カ月連続トップのソフトバンク<9984.T>、8月中間期単独で経常益2.6倍のコーナン商<7516.T>や、カカクコム、イオンファンなども高い。アインファー<9627.Q>との経営統合が報じられたCFS<8229.T>は報道の真偽確認のため、午後2時2分から一時売買停止措置がとられたが、同51分から売買が再開され、上値を追った。

株式新聞ダイジェスト ] 提供:株式新聞社

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